ハンガーフォード・ブリッジ(Hungerford Bridge)

  今日の1枚は、先に紹介したビックベン(Big Ben)ロンドン・アイ(London Eye)を撮影したハンガーフォード・ブリッジ(Hungerford Bridge)です。ロンドン・アイ(London Eye)に乗ったときに撮影した1枚です。川は言わずと知れたテムズ川(River Thames)です。
  この橋は歩行者専用の橋ですが、少しだけ変わっていて、2つに分かれて架かっています。真ん中に別の橋(鉄道橋)が架かっているのですが、写真でわかりますか? つまり、鉄道橋を挟んで両岸の景色を楽しむことができるのです。写真を撮影していたのは手前の橋です。橋の左側に見えるガラス張りの近代的な建物はチャリング・クロス駅(Charing Cross station)です。
  最初にハンガーフォード・ブリッジ(Hungerford Bridge)が架けられたのは1845年で、現在と同じように歩行者用の橋としてイザンバード・キングダム・ブルーネル(Isambard Kingdom Brunel)の設計によって架けられたそうです。しかし、鉄道の拡張に伴い1864年に鉄道橋としてジョン・ホークショー卿(Sir John Hawkshaw)の設計で架け替えられました。現在使用されている橋は、1990年に架け替えが決定され、1996年に建築家Lifschutz DavidsonとエンジニアWSPグループによって設計概念が示され、詳細設計は開業技師ギフォードによって行われ2002年に完成しました。1845年に最初に架けられた際のレンガの壁が現在でも使用されています。
  ちなみにこの橋、ハンガーフォード・ブリッジ(Hungerford Bridge)と呼ばれていますが、完成した2002年に即位50周年を迎えたエリザベス女王を記念してGolden Jubilee Bridgesというのが本当の名前だそうです。
基本情報
      最寄駅:Embankment(Tube)

      地図:ハンガーフォード・ブリッジ <Google Mapで表示>
イギリス・ロンドン観光案内〔TOP〕に戻る
関連するカテゴリー
      テムズ川に架かる橋