テムズ・パス(Thames Path)

テムズ川沿いは両岸とも遊歩道になっていてこれをテムズ・パス(Thames Path)と言います。イギリスにはたくさんの遊歩道(footpath)があり、一つの文化となっています。田舎のほうに行くと、農場(私有地)の中を通り抜ける遊歩道(footpath)もあり、たくさんのハイカーが利用しています。私有地を通るからにはきちんとしたルールが設定されていて、例えば牧場の中を通るときにはゲートを必ず閉める(家畜が逃げないように)とか、ペット(イギリス人は犬が大好き。家族の一員と考えている。)を連れては入らないなどのルールがあります。
話を戻します。遊歩道(footpath)のひとつであるテムズ・パス(Thames Path)は、週末やイベントの時にはたくさんの人が集まります。今日の写真は、テムズ・フェスティバルの時の遊歩道です。絵は、遊歩道に直接かかれています。どちらもイタリアのフィレンツェにあるウフィツィ美術館所蔵のサンドロ・ボッティチェッリの作品、プリマヴェーラ(写真右)とヴィーナスの誕生(写真左)の模写ですね。近くで見ても素晴らしいものでした。大道芸の一つと考えてよいのでしょうか… 写真では見えませんが、絵の前に帽子(お金入れ)がおいてあります。この写真もハンガーフォード・ブリッジ(Hungerford Bridge)からの撮影です。
この日はテムズ・フェスティバル(Thames Festival)だったので、遊歩道にはたくさんの大道芸人や露店が出ていました。様々な国の料理が並んでいます。その中から私が食べたのは2に仕切られた大きなフライパンで調理されたシーフード。女性が盛っているのはライスです。作り方は違いますが、スペインのパエリアのような食べ物でした。
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