バッキンガム宮殿の公式諸間(The State Rooms, Buckingham Palace)

バッキンガム宮殿(Buckingham Palace)では、例年8月から9月にかけて女王がスコットランドに滞在されている期間、バッキンガム宮殿の公式諸間(The State Rooms, Buckingham Palace)のうち19室が一般に公開されます。入場料はウィンザー城を修復する為の費用に充てられているそうです。
公式諸間(The State Rooms)は、現在でも女王や王室メンバーが公式訪問中の外国元首や様々な式典・儀式への賓客を迎えて歓待する場として頻繁に利用されているそうです。
公式諸間(The State Rooms)は、レンブラント、ルーベンス、プッサン、カナレットの絵画やカノーヴァの彫刻、見事なセーヴル磁器、英国やフランスの素晴らしい家具など、王室コレクションからの貴重な美術品の数々によって豪華に飾られています。
約1万坪の敷地には、舞踏会場、音楽堂、美術館、接見室や図書館等が設置されています。部屋数は、スイート19、来客用寝室52、スタッフ用寝室188、事務室92、浴室78もあるそうです。宮殿に勤務する人は約450名、年間の招待客は4万人にもなるのだそうです。王族たちを補助する侍従50人は同じ宮に住み込み、その他の侍従達は王室厩舎であるロイヤル・ミューズ (Royal Mews) に寄居しているんだそうです。
一般公開では、バッキンガム宮殿(Buckingham Palace)内部の撮影が禁止されています。入り口には立派な仮説テントが設置され、空港並みのセキュリティーチェックが行われます。
オーディオガイド(日本語版あり)を聞きながら宮殿内をまわります。じっくり見て回ると2時間以上かかります。バッキンガム宮殿(Buckingham Palace)内の見学が終わると、裏庭に出ます。まず目に入ってくるのは、ロンドン中心部とは思えない広い広い芝生です。
庭園側から見たバッキンガム宮殿(Buckingham Palace)です。一般公開に入った人だけが見られる景色です。
庭園には売店が設置されており、王室オリジナルグッズがたくさん販売されています。また、オリジナルのケーキや
アイスクリームも販売されています。
プライベートな庭とは思えない広い庭を抜けて出口へと向かいます。
基本情報
      チケット販売およびインフォメーション・オフィス
      住所:The Official Residences of The Queen,London SW1A 1AA
      電話:+44-(0)20-7766-7300
      開館時間:2011年7月23日~10月3日 9:45~18:00(最終入場15:45)
      WEB:http://www.royalcollection.org.uk/default.asp?action=article&ID=439

      地図:バッキンガム宮殿 <Google Mapで表示>
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