タワー・ブリッジ(Tower Bridge)

  イギリスで最も名前の知られている橋はロンドン橋 (London Bridge)だと思いますが、写真や映像として最も有名な橋はタワー・ブリッジ(Tower Bridge)だと思います。現に、「ロンドン橋落ちた」の民謡で“橋が落ちる”状況を、跳ね橋であるタワー・ブリッジ(Tower Bridge)が閉じる状態を指していると勘違いしている人がいるようです。1968年4月18日にアメリカの企業家ロバト・P・マカロックがレニーのロンドン橋(Rennie's London Bridge)を購入したのも、タワー・ブリッジ(Tower Bridge)と勘違いしていたと言われています(彼自身は否定しているそうですが…)。
  タワー・ブリッジ(Tower Bridge)の上部42.4mの高さにウォークウェイズと呼ばれる歩行者通路があります。現在はタワーブリッジ・エキジビション(Tower Bridge Exhibition)として一般公開されています。このウォークウェイズは、もともと跳ね橋が開いている間、歩行者が橋を渡ることを目的に建設されましたが、人々は重い荷物を持って階段を最上階まで上るより、むしろ地上で橋が閉じるまで待つ方を好んだためあまり利用されず、1910年に閉鎖されました。1982年に新しいタワーブリッジ・エキジビション(Tower Bridge Exhibition)の一環として再オープンしました。タワーブリッジ・エキジビション(Tower Bridge Exhibition)では、建設当時の動力源であったオリジナルの蒸気機関が、専門の技術チームによって保全され、元の場所で展示されています。現在の動力源は石油と電気だそうです。ちなみに、最高開度 86 度まで橋を跳ね上げるまでに、わずか1分しか、かからなかったそうです。
  現在では、ほとんど橋が開くことはありません。残念ながら私自身も開くところをこの目で見ることはできませんでした。写真は家族が撮影したものです。橋の開閉時刻がWEBで告知されていることを帰国後に知りました…(下記の基本情報を参照)。
 タワー・ブリッジの歴史(History of Tower Bridge)も参照してください。
基本情報
      タワーブリッジ・エキジビション(Tower Bridge Exhibition)
      住所:Tower Bridge Road, London, SE1 2UP
      電話:+44-(0)20-7403-3761
      WEB:http://www.towerbridge.org.uk/TBE/JP/(日本語)
      開閉時刻URL:http://www.towerbridge.org.uk/TBE/JP/BridgeLiftTimes/(日本語)

      地図:タワー・ブリッジ <Google Mapで表示>
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