ホワイトホール (Whitehall)

  ホワイトホール(Whitehall)は、パーラメント・スクエアからトラファルガー広場にまでの道の名前ですが、周辺の地区一体をホワイトホール(Whitehall)と称することもあります。名前は、1698年の火事により全焼し、現在はバンケティング・ハウス(Banqueting House)のみが残っているホワイトホール宮殿に由来しています。
  現在のホワイトホール(Whitehall)は英国における政治の中心として機能しています。多くの政府官庁がこの周辺に設けられているため、「ホワイトホール(Whitehall)」という言葉は日本における「霞ヶ関」と同様に、政府を指す際に用いられます。通りに面しては国防省(Ministry of Defence)、財務省(Treasury)、外務および英連邦省(Foreign and Commonwealth Office)、首相官邸であるダウニング街10番地(10 Downing Street)があります。
  また、戦没者記念碑(Cenotaph)や第二次世界大戦時に、勝利に導くために英国で戦時動員された女性を讃えるための記念碑などもあります。
  第一次世界大戦の終戦記念日であるリメンバランス・デー( Remembrance Day)など、様々なセレモニーが行われる通りです。2011年4月29日の英皇太子ウィリアム王子(Prince William)とケイト・ミドルトン(Kate Middleton)のロイヤル・ウエディング・パレードのルート(Royal Wedding Route)にも含まれています。
基本情報
      住所:Westminster, London SW1

      地図:ホワイトホール <Google Mapで表示>
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